検査法の基礎理論
ミクロ二次元電気泳動法
真鍋 敬
1
1東京都立大学理学部化学科
pp.1327-1331
発行日 1988年11月1日
Published Date 1988/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543205482
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サマリー
二次元電気泳動法は,蛋白質分子をまずその等電点の違いによって分離し,次いで分子量の違いによって分離することにより,きわめて高い分離能を得る方法である.ゲルのサイズをミクロ化すると,分離能を保ったままで泳動時間の短縮,試料量の微量化,操作性の向上を図ることができる.さらに改良を加えれば,臨床診断のための有効な手段となりうる.
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