新しい検査法
セルロースアセテート膜電気泳動法の自動化—第27回電気泳動学会春季大会から
島尾 和男
1
1東京医科歯科大学教養部・物理学
pp.1102-1103
発行日 1977年10月15日
Published Date 1977/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542914503
- 有料閲覧
- 文献概要
かねてからこの方面に関係する人々の関心を惹いていたオリンパス光学工業㈱の自動電気泳動分析装置(AE-S)は,昨年プロトタイプが一応完成され,慶大病院中検,東京医歯大病院検査部,自治医大臨床病理部で試用されていたが,装置の概要,製作上の問題点,使用経験などが,第27回電気泳動学会春季大会のワークショップ"電気泳動分析自動化の現状と問題点"(5月28日)で公表された.
製品の商品化と市販にはなおしばらくの期間を要するようであるが,この種の装置としては世界で初めてのものであるので,その大要を紹介する.
Copyright © 1977, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.