今月の主題 周産期の臨床検査
鼎談
周産期医学の現状と問題点
栁沼 忞
1
,
白幡 聡
2
,
大久保 昭行
3
1東京大学医学部附属病院分院産婦人科
2産業医科大学小児科学教室
3東京大学医学部臨床検査医学教室
pp.1122-1130
発行日 1988年10月15日
Published Date 1988/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542913761
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
少出産時代に入り,両親が抱く赤ちゃんの健康への関心はますます高まっている.他方DNA検査法,画像診断法,胎児胎盤機能検査法の発達によって,胎児診断技術は著しく進歩し,一部の疾患群については胎児期における対応あるいは治療手段も可能となった.しかしまだ発展が期待される周産期医学領域も少なくない.この座談会では周産期医学の現状と問題点について,産科の立場から栁沼先生,小児科の立場から白幡先生に語っていただいた.
Copyright © 1988, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.