今月の主題 血中薬物濃度測定法の進歩
鼎談
TDMの現状と将来—特にわが国における問題点
大久保 昭行
1
,
石崎 高志
2
,
西原 カズヨ
3
1東京大学医学部臨床検査医学教室
2国立病院医療センター臨床研究部
3東京大学医学部附属病院薬剤部
pp.1510-1518
発行日 1988年11月15日
Published Date 1988/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542913840
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最近,臨床検査の領域で大きな比重を占めつつある血中薬物濃度の測定について,薬物動態の基本を裏付けにその臨床的意義を強調するとともに,わが国の現状における問題点を摘出し,ポピュレーションデータ蓄積の重要性,データベース構築の必要性など,将来に向けての十分な態勢づくりを模索する.
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