今月の臨床 周産期医療の崩壊を防ごう
周産期医療の集約化,地域のネットワークづくり
1.北海道における周産期医療の集約化の現状と問題点
石川 睦男
1
1旭川医科大学
pp.233-237
発行日 2007年3月10日
Published Date 2007/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409101134
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はじめに
産婦人科医の絶対的不足から日本各地からお産ができないと悲惨な声が巻き起きている.この状況は広大な北海道ではさらに深刻で,医療提供機能の低下から新生児死亡率や乳児死亡率の増加など北海道民の健康被害が現れてきており,さらに妊産婦死亡の増加が危惧されている1).
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