今月の主題 肺
座談会
肺疾患の臨床検査
工藤 翔二
1
,
白石 透
2
,
堅田 均
3
,
三上 理一郎
4
1東京都立駒込病院呼吸器内科
2中央鉄道病院呼吸器内科
3奈良県立疏医科大学第2内科
4国立相模原病院
pp.172-182
発行日 1987年2月15日
Published Date 1987/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542913255
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
今から40年以上前わが国で死亡率がもっとも高かったのは,肺結核と肺炎であった.その当時の臨床検査は胸部X線写真と喀痰検査であった.しかし今日では肺結核の死亡率は激減したが,多くの新しい疾患も加わってき,臨床検査も目覚ましい進歩をきたした.本座談会は次の三つのトピックスに絞った.①聴診器でわかる肺疾患,②呼吸困難と肺機能検査,③びまん性肺疾患の診断,である.
Copyright © 1987, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.