今月の主題 血栓症
座談会
血栓症をめぐって
山崎 博男
1
,
吉田 充男
2
,
堀江 俊伸
3
,
青木 延雄
4
1東京都臨床医学総合研究所循環器病研究部
2自治医科大学神経内科
3東京女子医科大学附属日本心臓血圧研究所・内科
4自治医科大学血液学研究施設止血血栓部門
pp.54-65
発行日 1984年1月15日
Published Date 1984/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542912097
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血栓は血管壁の異常に加え,最近では血液性状の変化も重要であり,血液と血管との相互作用により血栓が生成・成長すると考えられるようになった.血栓症の病態を把握し,治療の指標となる物質にはどのようなものがあるのか.どのような検査が行われ,具体的にどのような治療がなされるのか.血栓症が致命的となる脳と心臓とについてその実際を語っていただいた.
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