臨床化学分析談話会より・39<関東支部>
化学検査の有用性とその限界—閉塞性黄疸の診断をめぐって
仁科 甫啓
pp.1429
発行日 1976年11月15日
Published Date 1976/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542909614
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第194回分析談話会関東支部例会(1976.7.20)は東大薬学部の記念講堂にて開催された.今回は診断へのアプローチ・シリーズ(3)として,閉塞性黄疸を取り上げ,①分析の立場から;obstructive enzymeのhete-rogeneityについてと題して慶応大中検の等々力徹先生,②臨床の立場から;肝機能検査からどのようなことが読み取れるかと題して,東海大内科,岩村健一先生が話題提供された.
初めの等々力先生の話題は基礎的な分析技術の内容のものかと思っていたところ,そうではなく,新しい発想とユニークな実験方法で行った研究的内容のものであった.
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