研究
赤痢菌の検出に関する二三の知見
粟島 彰
1
,
畑 稔
1
,
本間 勝己
1
,
立浪 信一
1
,
室崎 たみ
1
,
増岡 正枝
1
,
徳田 三郎
2
,
摂津 浩二
2
AWASHIMA AKIRA
1
,
TOKUDA SABURO
2
1高岡市民病院検査室
2高岡市民病院小児科
pp.152-153
発行日 1963年2月15日
Published Date 1963/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906082
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- 文献概要
はじめに
赤痢の決定は赤痢菌の検出にあることは申すまでもないところである。しかしながら検出に当って絶えず二三の疑点がある。すなわち成績陽性ならば問題はないが,陰性の際には,本当に陰性なのか,あるいは技術上の誤差なのか迷うものである。この点を解決するため若干の検索を行なったので,その成績について報告する。以下培養基としてSS培地およびBTB培地を使用した。
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