研究
濾紙電気泳動技術に関する研究—第3報アミドシュワルツ10B染色法のまとめ
佐藤 乙一
1
,
橋本 文雄
1
,
大竹 敬二
1
,
近藤 昭二
1
,
吉田 寛
1
1国立立川病院検査科
pp.321-326
発行日 1961年5月15日
Published Date 1961/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905834
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I.光電光度計法と抽出法との優劣
泳動したものの各分画%を出す場合に,光電光度計法がよいか,抽出法がよいかについては多くの実験者から詳細な報告がなされているが,概して抽出法がすぐれていることを述べている人が多い1)2)3)。ではなぜ光度計法が悪いかについては,この道の専門学者はつぎの2点をあげている。
1.光度計に問題がある。
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