今月の主題 胃・十二指腸疾患と検査
技術解説
超音波内視鏡検査
芳野 純治
1
,
中澤 三郎
1
Junji YOSHINO
1
,
Saburo NAKAZAWA
1
1藤田保健衛生大学坂文種報徳会病院(第二教育病院)内科
キーワード:
超音波内視鏡検査
,
胃癌
,
粘膜下腫瘍
Keyword:
超音波内視鏡検査
,
胃癌
,
粘膜下腫瘍
pp.1139-1143
発行日 1994年10月15日
Published Date 1994/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902128
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超音波内視鏡検査に用いられる装置には,通常の内視鏡の先端に超音波装置を装着した機種と内視鏡の鉗子孔から挿入する超音波プローブがある.消化管内腔から壁内やその近傍の臓器を診断することが可能である.脱気水充満法,バルーン法,あるいは併用法により描出する.本検査は胃・十二指腸疾患では胃癌の深達度診断,リンパ節転移の診断,粘膜下腫瘍の診断,消化性潰瘍の深さの判定や病態解析,難治・再発の予測,化学療法の治療効果判定などに用いられている.〔臨床検査 38:1139-1143,1994〕
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