今月の主題 胃・十二指腸疾患と検査
総説
胃・十二指腸と消化管ホルモン
川村 洋
1
,
松井 輝明
1
,
松尾 裕
2
Yo KAWAMURA
1
,
Teruaki MATSUI
1
,
Yutaka MATSUO
2
1日本大学医学部第三内科学教室
2日本大学総合科学研究所
キーワード:
消化管ホルモン
,
ガストリン
,
ソマトスタチン
Keyword:
消化管ホルモン
,
ガストリン
,
ソマトスタチン
pp.1133-1138
発行日 1994年10月15日
Published Date 1994/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902127
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近年のペプチドの化学合成の進歩および遺伝子組換え技術の発展により消化管ホルモンの研究には目をみはるものがある.
これまでは,消化管ホルモンの生理作用については分泌に関する研究がほとんどであったが,ここ数年受容体遺伝子のクローニングや構造決定などの分子生物学的研究の成果が紹介されるようになった.本稿では消化管ホルモンの最近の話題を踏まえて概説する.〔臨床検査38:1133-1138,1994〕
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