今月の主題 酵素検査標準化の動向
標準への体系化
酵素検査におけるトレーサビリティ
桑 克彦
1
Katsuhiko KUWA
1
1筑波大学医療技術短期大学部
キーワード:
酵素活性測定体系
,
常用基準法
,
トレーサビリティ
Keyword:
酵素活性測定体系
,
常用基準法
,
トレーサビリティ
pp.473-478
発行日 1993年5月15日
Published Date 1993/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901524
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日常検査による血清酵素活性値の正確さの基準と正確さの合わせかたが決まった,測定温度は37℃および報告単位はU/l,37℃で,基準となる測定法は常用基準法といい,日本ではJSCC勧告法の試薬条件および測定温度のみを37℃とする測定条件で行う用手法であり,同様にヨーロッパではECCLS/GSCCにより定められた用手法である.日常検査法によるデータはこの常用基準法によるデータに合わせる.〔臨床検査37(5):473-478,1993〕
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