今月の主題 酵素検査標準化の動向
総説
日本臨床化学会勧告法の背景と臨床評価
菅野 剛史
1
Takashi KANNO
1
1浜松医科大学臨床検査医学
キーワード:
日本臨床化学会勧告法
,
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ
,
AST
,
アラニンアミノトランスフェラーゼ
,
ALT
,
アルカリホスファターゼ
,
ALP
Keyword:
日本臨床化学会勧告法
,
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ
,
AST
,
アラニンアミノトランスフェラーゼ
,
ALT
,
アルカリホスファターゼ
,
ALP
pp.468-472
発行日 1993年5月15日
Published Date 1993/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901523
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日本臨床化学会が勧告した酵素活性測定法が設定されるまでの経緯,ならびに考えかたを示した.この勧告法は,基本的に施設間の測定値の格差を解消することを目的として設定された.したがって,今まで用いられた測定法と比較して臨床的評価がどのように異なるか,一致するかについても,アルカリホスファターゼ(ALP),アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)を例として検討し,問題のないことを示した.〔臨床検査37(5):468-472,1993〕
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