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抗LKM抗体
宮川 浩
1
,
賀古 眞
1
,
圓谷 幸世
2
,
小沼 貴子
2
,
鈴木 洋子
2
1帝京大学第4内科
2帝京大学溝口病院中央実験室
キーワード:
LKM抗体
,
Ⅱ型自己免疫性肝炎
,
C型肝炎ウイルス
Keyword:
LKM抗体
,
Ⅱ型自己免疫性肝炎
,
C型肝炎ウイルス
pp.76-77
発行日 1993年1月15日
Published Date 1993/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901404
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抗肝腎ミクロゾーム(liver-kidney micro-some;LKM)抗体は,1974年,Rizzettoら1)によって初めて報告された臓器特異的な自己抗体である.抗LKM抗体は現在,ラット腎を用いた間接蛍光抗体法による染色パターンによりLKM1~3の3種に大別されている2).すなわち,LKM1は自己免疫性肝炎(AIH) Ⅱ型,LKM2はtialinicacidによる薬剤性肝障害に,LKM3は慢性δ型肝炎に,各々出現する抗体である.
本稿では,最近内外で注目されている抗LKM1抗体について述べる.
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