Japanese
English
研究
経皮的留置カテーテルの微生物汚染の防止法に関する検討―消毒剤添加EVA製円盤の効果
The Study on Prevention Method of Microbial Contamination to the Percutaneous Catheter
本田 武司
1
,
三輪谷 俊夫
1
,
酒井 慎一
2
,
高塚 旨寛
2
,
小池 紀夫
2
,
藪下 安紀
2
,
藤田 昌英
1
Takeshi HONDA
1
,
Toshio MIWATANI
1
,
Shin-ichi SAKAI
2
,
Munehiro TAKATSUKA
2
,
Norio KOIKE
2
,
Yasunori YABUSHITA
2
,
Masahide FUJITA
1
1大阪大学微生物病研究所
2ユニチカ(株)中央研究所
1Research Institute for Microbial Disease, Osaka University
2Research and Development Center Unitika Ltd.
キーワード:
カテーテル感染
,
クロルヘキシジン加EVA
,
固定方法
,
糸掛具
,
動物実験
Keyword:
カテーテル感染
,
クロルヘキシジン加EVA
,
固定方法
,
糸掛具
,
動物実験
pp.551-555
発行日 1992年5月15日
Published Date 1992/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901088
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われわれは,カテーテル由来感染症を防止する抗感染性カテーテルの開発を進めている.カテーテル留置初期から感染防止効果を持たせるために,本論文では,切開を行うことなく穿刺法でカテーテルを留置し,刺入部を抗菌性材料(クロルヘキシジン加EVA)で被覆する方法について動物を用いて検討した.
その結果,被覆材料に抗菌性を持たせることにより菌の侵入を低減し,感染防止効果を発揮する可能性が示唆された.
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