高齢腎不全患者のバスキュラーアクセスを科学する
高齢患者への血管内留置カテーテル法の適応とリスク
川西 秀樹
1
1土谷総合病院
キーワード:
中心静脈カテーテル法
,
動静脈吻合術
,
血液透析
,
腎不全-慢性
,
予後
,
カテーテル感染
,
ブラッドアクセス
Keyword:
Arteriovenous Shunt, Surgical
,
Catheterization, Central Venous
,
Kidney Failure, Chronic
,
Renal Dialysis
,
Prognosis
,
Catheter-Related Infections
pp.927-937
発行日 2016年6月20日
Published Date 2016/6/20
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2016273598
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<Point>CVC法による透析導入は死亡のリスクを高めるが、それ以上に患者固有の全身状態、とくに炎症状態合併が死亡のリスクとなる。維持透析患者でのカフ型カテーテル使用の場合、感染が重大な合併症となる。新たなCVC管理技術・デバイスの開発により、積極的なCVC適応が考慮される。
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