Japanese
English
資料
レフペーパーを用いた血中総胆汁酸の測定法とその臨床的検討
Determination of Total Bile Acid in Serum using Ref paper TBA
松田 兆史
1
,
秋浜 澄行
1
,
李 顕銧
2
Yoshifumi MATSUDA
1
,
Sumiyuki AKIHAMA
1
,
Hsien-Kung LEE
2
1明治薬科大学第一生化学教室
2慶愛クリニック
1Department of Biochemistry, Meiji College of Pharmacy
2Keiai Clinic
キーワード:
胆汁酸
,
ドライケミストリー
,
簡易測定法
Keyword:
胆汁酸
,
ドライケミストリー
,
簡易測定法
pp.556-559
発行日 1992年5月15日
Published Date 1992/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901089
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
①酵素法を応用した,簡便なドライケミストリーを用いた血清胆汁酸の測定法の検討を行った.
②本法は従来法(エンザバイル・2)と良好な相関性を示した.
③各種再現性の検討結果および希釈試験の結果は,それぞれ良好な成績が得られた.
④共存物質の影響の検討の結果,アスコルビン酸は本法に対して高濃度で正の,低濃度で負の影響を与えた.またビリルビンも若干の負の影響を与えた.
⑤本法は小規模診療機関における肝機能検査としての血清胆汁酸測定として有用であると考えられた.
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.