Japanese
English
研究
経皮的留置カテーテルの微生物汚染様式の動物実験による解析
Analysis of the Fashion of Microbial Contamination to the Percutaneous Catheter by Animal Experiments
辻 孝雄
1
,
本田 武司
1
,
横井 洋
1
,
藪下 安紀
2
,
三輪谷 俊夫
2
Takao TSUJI
1
,
Takeshi HONDA
1
,
Toshio MIWATANI
1
,
Hiroshi YOKOI
2
,
Yasunori YABUSHITA
2
1大阪大学微生物病研究所
2ユニチカ(株)中央研究所
1Reseach Institute for Microbial Diseases, Osaka University
2Research and Development Center Unitika Ltd.
キーワード:
フランジ付カテーテル
,
カテーテル感染
,
留置方法
,
材質
,
動物実験
Keyword:
フランジ付カテーテル
,
カテーテル感染
,
留置方法
,
材質
,
動物実験
pp.1783-1786
発行日 1990年12月15日
Published Date 1990/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542900438
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長期留置カテーテルに伴う感染は大きな問題である.われわれは,留置カテーテルの挿入部からカテーテルに沿って侵入する菌による感染を防止するカテーテルの開発を進めている.本論文では,カテーテルにいろいろな材質の円盤状フランジを取り付け,フランジで侵入する菌を阻止できないかどうかを検討したのでその結果を報告する.フランジの材質により菌の侵入阻止効果に差が出たことから,フランジの材質を選ぶことにより,菌の侵入阻止が可能になった.しかし,皮下に埋設するフランジのために切開する皮膚の損傷が感染には良くないという結果も得られた.
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