今月の主題 レセプター
技術解説
インスリンレセプター抗体
小林 正
1
,
井上 勝訓
2
Masashi KOBAYASHI
1
,
Katsunori INOUE
2
1滋賀医科大学第三内科学教室
2株式会社メディック
キーワード:
インスリン・レセプター
,
インスリン抵抗性
,
インスリンレセプター異常症
,
自己免疫疾患
,
インスリン作用
,
Down-regulation
Keyword:
インスリン・レセプター
,
インスリン抵抗性
,
インスリンレセプター異常症
,
自己免疫疾患
,
インスリン作用
,
Down-regulation
pp.941-946
発行日 1990年8月15日
Published Date 1990/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542900233
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インスリンレセプター抗体はインスリン抵抗性の原因となり,インスリンレセプター異常症の中でももっとも頻度が高い.その検出には培養リンパ球が便利であり,標識インスリンとの競合的結合阻害を用いた方法が一般に使われている.レセプター抗体はインスリン作用を阻害する以外にインスリン作用を有し,またその認識部位によってその作用も異なるのでインスリン作用機序の解明にもヒントを与える.
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