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研究
自律神経機能判定のための新解析法の提案―心電図R-R間隔トレンドグラフと100心拍分平均値の活用
A Proposal of New Practical Diagnostic Methods for Autonomic Nerve Function:Using the Trendgraph and Average of 100 Variations of R-R Interval in ECG
後藤 幸生
1
,
原田 純
1
,
中嶋 一雄
1
Yukio GOTO
1
,
Jun HARADA
1
,
Kazuo NAKAJIMA
1
1福井医科大学麻酔学教室
1Department of Anesthesiology, Fukui Medical School
キーワード:
自律神経機能
,
R-R間隔トレンドグラフ
,
心電図R-R間隔変動率
,
100心拍R-R平均値
,
星状神経節ブロック
Keyword:
自律神経機能
,
R-R間隔トレンドグラフ
,
心電図R-R間隔変動率
,
100心拍R-R平均値
,
星状神経節ブロック
pp.601-604
発行日 1990年5月15日
Published Date 1990/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542900156
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心電図R-R間隔変動値を利用した自律神経機能診断法として,2つの新しい考え方をここに提唱した.1つは100心拍分のR-R間隔値の平均値を利用する方法,他の1つは100心拍R-R間隔値のトレンドグラフの形,ことに起立負荷テスト時のものと安静仰臥位時のものの比較方法を工夫したもので,患者の自律神経バランス機能も診断でき,予後や治療効果の判定にも利用できる.
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