Japanese
English
研究
子宮頸癌におけるヒトパピローマウイルス(HPV)感染の検出とそのタイピングおよびPCR法によるHPV16,18の高感度検出の試み
Screening and Typing of HPV in Cervical Cancer and Trial for Sensitive Detection of HPV 16, 18 with PCR Method
木下 盛敏
2
,
乾 貞治
1
,
北島 真紀子
1
,
大江 泰雄
1
,
池井 暢浩
1
,
申 貞均
2
,
遠藤 誉冨
3
,
浜田 信一
2
,
寺澤 晃司
2
,
平尾 務
2
,
青野 敏博
2
Moritoshi KINOSHITA
2
,
Sadaharu INUI
1
,
Makiko KITAJIMA
1
,
Yasuo OHE
1
,
Nobuhiro IKEI
1
,
Sadahito SHIN
2
,
Takayoshi ENDO
3
,
Shin'ichi HAMADA
2
,
Koji TERASAWA
2
,
Tsutomu HIRAO
2
,
Toshihiro AONO
2
1大塚製薬株式会社大塚アッセイ研究所
2徳島大学医学部産科婦人科学教室
3遠藤産婦人科病院
1Otsuka Assay Laboratories, Otsuka Pharmaceutical Co. Ltd.
キーワード:
ヒトパピローマウイルス
,
HPV
,
DNA診断
,
子宮頸癌
,
ポリメラーゼ・チェーン・リアクション
,
PCR
Keyword:
ヒトパピローマウイルス
,
HPV
,
DNA診断
,
子宮頸癌
,
ポリメラーゼ・チェーン・リアクション
,
PCR
pp.605-609
発行日 1990年5月15日
Published Date 1990/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542900157
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RNAプローブを用いたドットプロット法により,子宮頸部におけるHPV感染の検出およびそのタイピングを行った.その結果,子宮頸癌,上皮内癌および異形成において高率にHPVを検出した.また,遺伝子増幅法として注目を集めているPCR法を用い,HPV 16,18の高感度検出を試み,RNAプローブ法にてHPV陰性と判定された検体でもPCR法を用いることによりHPV 16,18をさらに高率に検出することができた.
Copyright © 1990, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.