増大号 検査血液学レッスン 検査結果の乖離をどう判断するか
2章 血球形態
骨髄塗抹像とLLA測定値のずれ
稲葉 亨
1,2
1京都府立医科大学感染制御・検査医学
2京都府立医科大学附属病院臨床検査部
キーワード:
骨髄穿刺
,
形態学的検査
,
フローサイトメトリー
,
FCM
,
表現型解析
,
LLA
Keyword:
骨髄穿刺
,
形態学的検査
,
フローサイトメトリー
,
FCM
,
表現型解析
,
LLA
pp.1140-1143
発行日 2022年10月15日
Published Date 2022/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542203120
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はじめに
骨髄塗抹像は造血器腫瘍の診断に不可欠の形態学的検査であるが,フローサイトメトリー(flow cytometry:FCM)での表現型解析(leukemia-lymphoma analysis:LLA)と結果が乖離する場合がある.本稿では,日常診療で遭遇しうるこれらの乖離の要因について概説する.
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