Japanese
English
今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
血友病の検査
Clinical laboratory testing of hemophilia
井上 まどか
1
1群馬大学医学部附属病院検査部
キーワード:
活性化部分トロンボプラスチン時間
,
APTT
,
交差混合試験
,
クロスミキシングテスト
,
凝固因子活性定量
,
凝固因子インヒビター定量
Keyword:
活性化部分トロンボプラスチン時間
,
APTT
,
交差混合試験
,
クロスミキシングテスト
,
凝固因子活性定量
,
凝固因子インヒビター定量
pp.262-268
発行日 2018年3月15日
Published Date 2018/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542201529
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Point
●交差混合試験における混合血漿の被検血漿比率は,即時型で0,10,20,50,100%の5点,遅延型で0,50,100%の3点が有用である.
●後天性血友病における凝固因子活性定量や凝固因子インヒビター定量では,被検血漿中の第Ⅷ(第Ⅸ)因子が測定に影響を及ぼすことがある.
●活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)試薬は試薬の組成によって多くの種類が市販されており,凝固因子感受性,ヘパリン感受性,ループスアンチコアグラント(LA)感受性などにおいて試薬間差がある.
●検査に使用するAPTT試薬の特長を理解しておくことが重要である.
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