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今月の特集 母子感染の検査診断
各論
—母子感染で問題となる細菌感染症—B群溶血連鎖球菌感染症
Group B Streptococcal infections
城 裕之
1
1横浜労災病院こどもセンター
キーワード:
B群溶血連鎖球菌
,
GBS
,
早発型感染症
,
遅発型感染症
,
抗菌薬投与
,
IAP
,
GBSワクチン
Keyword:
B群溶血連鎖球菌
,
GBS
,
早発型感染症
,
遅発型感染症
,
抗菌薬投与
,
IAP
,
GBSワクチン
pp.1398-1404
発行日 2017年11月15日
Published Date 2017/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542201427
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Point
●新生児敗血症・髄膜炎の主要な原因であるB群溶血連鎖球菌(GBS)感染症は,保菌妊婦のスクリーニングと抗菌薬予防投与(IAP)の導入によって,早発型GBS感染症は減少した.
●IAPの導入による母児感染対策だけでは,遅発型感染症の発症率は減少しないことが判明した.
●GBS感染症のさらなる治療成績向上のためには,GBSワクチンの早期導入が望まれる.
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