特集 図表・チャートでパッと理解! ここまでわかった産婦人科の病態生理
第1章 周産期
D.産 褥
4.劇症型溶血性連鎖球菌感染症(A群溶血性連鎖球菌感染症)
亀井 良政
1
1埼玉医科大学病院産婦人科
pp.149-153
発行日 2023年3月25日
Published Date 2023/3/25
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000150
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劇症型溶血性連鎖球菌感染症(STSS)は突発的に発症し敗血症性ショックから急速に多臓器不全に進行する重症感染症で,死亡率が極めて高い.妊娠中および産褥期における発症率は非妊娠時に比べて20倍と高率である1)ため,Centor criteriaを参考に,早期診断・早期治療をすることが求められる.
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