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今月の特集2 血液細胞形態判読の極意
骨髄異形成所見を正しく判定するためのポイント
Points to exactly evaluate the morphology of the myelodysplasia
辻岡 貴之
1
,
通山 薫
1
1川崎医科大学検査診断学
キーワード:
骨髄異形成症候群(MDS)
,
偽Pelger核好中球
,
脱顆粒好中球
,
環状鉄芽球
,
微小巨核球
Keyword:
骨髄異形成症候群(MDS)
,
偽Pelger核好中球
,
脱顆粒好中球
,
環状鉄芽球
,
微小巨核球
pp.705-708
発行日 2015年7月15日
Published Date 2015/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542200369
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Point
●骨髄異形成症候群(MDS)の診断には,正確な血球異形成判定が不可欠である.
●診断的価値が高いのは,偽Pelger核好中球,脱顆粒好中球,環状鉄芽球,微小巨核球である.
●形態異常が軽微な症例では統一的な異形成判定が困難である.
●5つの予後カテゴリーは生存期間と急性白血病移行までの期間に相関する.
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