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今月の特集2 話題の感染症2014
重症熱性血小板減少症候群
Severe fever with thrombocytopenia syndrome
谷 英樹
1
,
西條 政幸
1
1国立感染症研究所 ウイルス第一部
キーワード:
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
,
SFTS virus
,
ダニ媒介性感染症
,
バイオセーフティ
Keyword:
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
,
SFTS virus
,
ダニ媒介性感染症
,
バイオセーフティ
pp.467-473
発行日 2014年4月15日
Published Date 2014/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542103866
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●重症熱性血小板減少症候群(SFTS)はマダニが媒介する新興ブニヤウイルス感染症で,中国,日本,韓国でその流行が確認されている.
●血球貪食症候群,多臓器不全,血液凝固系異常が認められ,致死率が高い.
●日本では,SFTS virusは三種病原体〔バイオセーフティレベル(BSL3)対応〕に,SFTSは四類感染症として指定されている.
●日本では,RT-PCR法および蛍光抗体法による検査・診断が行われている.
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