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今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
病理診断の精確性向上につながる検査室間連携─外科病理医の立場から
Design for the improvement of accuracy of surgical pathological diagnosis through the collaboration between the other sections of laboratory medicine
岡部 英俊
1
1滋賀医科大学 臨床検査医学
キーワード:
部門間連携
,
非形態学的分子生物学的検査
,
保険診療報酬区分
,
検体処理
Keyword:
部門間連携
,
非形態学的分子生物学的検査
,
保険診療報酬区分
,
検体処理
pp.422-426
発行日 2014年4月15日
Published Date 2014/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542103858
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●昨今の腫瘍を対象とした精確な病理診断には,形態学的所見に加え,病理部外で実施される非形態学的な手技による分子生物学的情報が不可欠なものがかなり多数存在する.
●それらの症例では,腫瘍組織の形態および非形態学的手技を含めた包括的な検索方法を適切にデザインして検査前の検体処理を的確にすることが,精確な病理診断をするデータを得るうえでの前提条件となる.
●そのためには,病理医は分子生物学的な検索を担当する検査部門と適切な業務連携を構築する必要がある.
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