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特集 最近のトピックス2008 Clinical Dermatology 2008
5. 皮膚科医のための臨床トピックス
病理診断依頼書の書き方
How to write a pathology report request form
三浦 圭子
1
Keiko MIURA
1
1東京医科歯科大学医学部附属病院病理部
1Division of Surgical Pathology, Tokyo Medical and Dental University Hospital, Faculty of Medicine, Tokyo, Japan
キーワード:
病理診断依頼書
,
患者情報
,
検体処理
,
術中迅速診断
,
コンサルテーション
Keyword:
病理診断依頼書
,
患者情報
,
検体処理
,
術中迅速診断
,
コンサルテーション
pp.149-151
発行日 2008年4月10日
Published Date 2008/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412101966
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要約 病理組織診断が皮膚科領域の疾患の病態の解明において大きな比重を占めることは周知の通りである.病理組織標本の作製から病理組織診断までの工程をすべて皮膚科で行う施設が今でもあるかもしれないが,大部分の施設では検体と依頼書を病院内の病理部や検査会社の病理部門に提出し,組織標本とレポートをのちに受け取るというプロセスを踏んでいる.病理診断によってより良い診療を達成するために,本稿では病理診断の依頼書を書く際の留意すべき事項と検体処理の注意点,術中迅速診断の適応,病理医との付き合い方について述べる.
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