輸血検査技師の取り組み

Transfusion reactions efforts of medical technologist

■輸血用血液製剤および血漿分画製剤などは，ヒトの血液を原料としているため，感染症の危険性をはじめとした輸血に伴う副作用・感染症のリスクが存在する．

■輸血用血液製剤を輸血する際にはその必要性，危険性などについて文書による説明を行い，同意書を残すことが必要がある．

■輸血の安全性を高めるためには副作用報告，遡及調査は重要である．

■輸血後感染症検査のお知らせを患者へ発送することなどを検討し，その検査実施率を上げることに努める必要がある．