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今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識
夜勤の輸血の実際,安全な輸血のルール—医師が果たすべきこと
What a doctor should do for safety transfusion
渡邊 直英
1
,
半田 誠
1
1慶應義塾大学医学部 輸血・細胞療法部
キーワード:
輸血療法の実施に関する指針
,
特定生物由来製品
,
インフォームドコンセント
,
感染症
,
遡及調査
Keyword:
輸血療法の実施に関する指針
,
特定生物由来製品
,
インフォームドコンセント
,
感染症
,
遡及調査
pp.265-268
発行日 2015年3月15日
Published Date 2015/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542200262
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●血液製剤は原材料に起因する感染症伝播のリスクがある医薬品である.
●輸血の際はそのリスクとベネフィットにつき十分な説明をし,同意を得る.
●輸血が適正に行われたことを診療録に記載する.
●輸血前後に感染症検査を実施するか,または輸血前後の患者血漿または血清を保管する.
●輸血による感染症が疑われた場合やその他の重篤な輸血副作用は,日本赤十字社および厚生労働大臣に報告する.
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