特集 保健・医療・福祉複合体
[インタビュー]聖隷福祉事業団にみる保健・医療・福祉複合体の歩み—長谷川力理事長に聞く
長谷川 力
1,2
,
紀伊國 献三
3
Tsutomu HASEGAWA
1,2
,
Kenzo KIIKUNI
3
1聖隷福祉事業集団協議会
2社会福祉法人聖隷福祉事業団
3筑波大学社会医学系
pp.517-524
発行日 1992年6月1日
Published Date 1992/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903764
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転がり込んできた結核患者
紀伊國 聖隷福祉事業団の年譜(表1)を拝見しますと,結核患者の収容保護事業が発端となって,現在の大きな聖隷福祉事業団に発展されたわけですが,簡単にこれまでの歩みと,保健・医療・福祉に複合的に取り組んでこられたねらいといったものについて伺わせてください.
長谷川 私が理事長になって11年過ぎましたが,私は前理事長が切り拓いてきた道の延長線上をそのまま歩いているだけですから,この事業がどのようにしてこれまで発展してきたかについては,前理事長の時代からのことをお話ししなければなりません.
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