特集 看護新時代
看護職をめぐる労働市場はどうなる
奥村 元子
1
1日本看護協会調査・情報管理部
pp.318-322
発行日 1999年4月1日
Published Date 1999/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902668
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厚生省健康政策局看護課が公表している統計によれば,看護職(保健婦・士,助産婦,看護婦・士,准看護婦・士)として就業する者の総数は1996年に1,033,244人となり,初めて100万人を超えた1).1960年の就業者数を「100」とすると1996年は「402」と約4倍に,人口10万人対就業者数でも1960年の261.3人から1996年の820.9人へと3倍強に増加したことになる.
職種別就業者数は,保健婦・士35,566人,助産婦24,129人,看護婦・士565,918人,准看護婦・士407,631人(いずれも1996年)である.看護婦・士数は1979年に准看護婦・士を上回り,以来その差は拡大を続けている.
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