特集 看護新時代
看護大学卒看護職の増加と病院
樋口 康子
1
,
吉田 みつ子
2
1日本赤十字看護大学
2日本赤十字看護大学基礎看護学
pp.314-317
発行日 1999年4月1日
Published Date 1999/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902667
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21世紀を目前にして,ハイテクノロジー化,超高齢化や少子化など,医療をめぐる社会状況はますます複雑な様相を呈し,保健・医療・福祉にかかわる専門職者への期待が大きくなっている.中でも看護職は,国民のニーズに応え,質の高いケアを提供することが期待されている.これを受け,近年,資質の高い看護職を育成するための看護基礎教育の大学化が急速に進展している.1999年4月からは看護専門学校卒業者の大学への編入も可能となる.本稿では,今後増え続けるであろう大卒看護職者の動向および彼らの受け入れ先となる病院に焦点を当て,その現状と課題について述べてみよう.
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