短期連載 病院マネージメントからみた平均在院日数短縮法・1【新連載】
日本の病院の平均在院日数—長期化の理由
加藤 尚子
1
,
長谷川 敏彦
2
1国際医療福祉大学医療福祉学部医療経営管理学科
2国立医療・病院管理研究所医療政策研究部
pp.277-281
発行日 1999年3月1日
Published Date 1999/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902660
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
先月号(長谷川敏彦:日本の病院の平均在院日数.58(2):120-126,1999)では,日本の病院の平均在院日数が,先進諸国に比較して数倍の長さになっていることを指摘し,少子高齢社会へ向けての機能分化の潮流の中で,在院日数の短縮が必然的に求められる状況を説明した.さらに,短縮への取り組み方法として,原因究明と対策のステップ,目標値のアウトラインを示した.
今回から数回にわたり,急性期から亜急性期病院(もしくはそれを目指す病院)を対象に,在院日数短縮のためのアプローチを検討する.
Copyright © 1999, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.