特集 在院日数と病院経営
診療管理とクリティカルパス
椎貝 達夫
1
,
吉田 公代
1
,
江連 とし子
2
,
藤澤 忠光
3
1総合病院取手協同病院
2総合病院取手協同病院看護科
3総合病院取手協同病院事務
pp.127-129
発行日 1999年2月1日
Published Date 1999/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902616
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
筆者はクリティカルパスという言葉はあまり好きではない.クリティカルには「必要最低限の」とか,「損をしないギリギリの線」といった意味がありそうで,筆者は医療をもう少しゆとりのあるものととらえていきたいからである.ほとんど同義語として用いられる「クリニカルパス」あるいは,「クリニカルパスウェイ」は,「診療手順」,「診療の流れ」といった意味であり,こちらのほうが切実さが伝わってこないだけ筆者としては好きである.いずれにせよ略するとCPとなるが,後者的な意味合いで用いることをご了解いただきたい.
Copyright © 1999, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.