癒しの環境
待って退屈しないエレベータ前
伊藤 タカ
1
1順天堂大学付属順天堂醫院事務部サービス課
pp.1186-1187
発行日 1996年12月1日
Published Date 1996/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541901995
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はじめに
順天堂大学医学部附属順天堂醫院は,「アメニテイを重視し『医やす院』の伝統を21世紀へ継承」をテーマに,順天堂創立150周年記念事業として改築工事が行われ,1993年10月12日新本館が完成,さらに2年後の1995年8月にはⅡ期工事が終了し,新玄関がオープンしました.改築の基本的コンセプトは,順天堂医院開設以来のモットーである“患者サービスを中心とする”ということを堅持するための生活環境の整備,配慮,すなわちアニメティの高い患者への温かいサービスが提供できることを理念として完成されました(写真1).
機能運営面では,外来や入院および中央診療部門の各機能を有機的に運営し,病院の全機能を一元的に管理するため総合的情報システムを導入し,待ち時間の短縮化と患者の利便性とを重視した医療の実現が図られています.
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