看護業務改善事例集
内科病棟における臨床薬剤師業務の導入—CPSが看護業務に及ぼした影響
菅野 栄子
1
,
武田 登志子
1
1財団法人竹田綜合病院中央第Ⅱ7階病棟
pp.1053-1055
発行日 1994年11月1日
Published Date 1994/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541901380
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はじめに
現在の医療はめまぐるしく変革し,その影響は確実に看護のあり方にも波及している.当院の薬剤師の病棟進出は,当内科病棟から開始,平成6年2月に調剤技術基本科(平成6年2月からは,薬剤管理指導料・600点業務)の承認を得ている.順次他の内科病棟でも適用がすすめられている.薬剤師の病棟における臨床活動の定着は,医療者間に活性を促し,患者の薬に対する認識に好影響を与え,看護業務にも変化をもたらした.当病棟に臨床薬剤師業務(当院では,Clinical Pharmacy Service,以下CPSと称す)が定着するまでの経過と,患者の反応および看護業務の変化について報告する.
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