建築と設備・52
茨城県立中央病院
金井 信一
1
Shinichi KANAI
1
1(株)教育施設研究所
pp.683-689
発行日 1990年8月1日
Published Date 1990/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900711
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茨城県立中央病院は,当初結核療養所として開設され,その後総合病院として整備されたが,施設の老朽化,各種設備的な対応,将来的な医療環境に対する展望,といったさまざまな形で旧病院が抱えている課題に対して回答を与えると同時に,周辺施設の整備も合わせた形で改築計画がたてられた.
旧茨城県立中央病院は,現在駐車場として整備された場所に建てられており,その西側に県立看護学校及び保育所(病院職員用)があったが,これらの施設は病院の改築に先立って現在の敷地に接した形で先行整備(看護学校は県立中央看護専門学院として拡充整備)するとともに,西側部分をさらに拡張して病院敷地として用意したものである.
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