連載 病院めぐり
青森県立中央病院
工藤 久志
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1青森県立中央病院
pp.1310
発行日 1998年10月10日
Published Date 1998/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903434
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青森県立中央病院は,本州最北端の青森市東部に位置し,地下1階,地上10階建ての病院です.北は陸奥湾に面し,南は八甲田連峰の景観を望み,春夏秋冬と北国特有の色鮮やかな四季折々の変容を一望することができます.この自然の移ろいは,当院受診者や入院患者の方々に心の安らぎを与えています.
当院は,昭和27年に青森市の中心部に設立されましたが,老朽化と最新医療機器の整備や駐車場を含め手狭になり,昭和56年9月に現在地に移転しました.地域医療圏の基幹病院として機能し,最近では継続的な医療機器の更新による診断技術の向上や,情報の迅速化のためにオーダリングシステムを導入するなど,新たな展開を示しています.また,厚生省の臨床研修指定病院に認定され,日本産科婦人科学会認定医制度指定施設の指定を受けています.さらに,地元の弘前大学医学部SGTの臨床実習病院として年間20数名の学生を受け入れ,きめ細かな指導に当たっています.
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