連載 病院めぐり
富山県立中央病院
舘野 政也
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1富山県立中央病院
pp.982
発行日 1998年7月10日
Published Date 1998/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903350
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富山県立中央病院は富山市の東部にあり,昭和26年の開設以来,富山県における唯一の県立総合病院として県全域にわたる基幹総合病院として機能しています.平成4年には中央病棟の,平成7年には中央外来棟の改築が終了し,コンピューターによるオーダリングシステムを導入するなど,ハード面・ソフト面ともに一新し,現在に至っています.
現在,総病床数は810床で,救命救急センター,母子医療センター,緩和ケア病棟(PCU)を備え,骨髄移植,体外受精・顕微授精,腎移植,緩和ケアなどの高度先進医療に対して病院をあげて積極的に取り組んでいます.厚生省研修指定病院に指定されており,産婦人科は日本産婦人科学会認定医制度卒後研修指導施設に指定されています.さらには,平成8年7月に富山県不妊専門相談センター,平成8年10月には母子医療センター(総合周産期母子医療センター)が国より認定を受け,MFICU, NICUの充実,県内における周産期医療に関する情報ネットワークの充実,そして母体搬送の促進,新生児死亡の減少を目指して産婦人科医師(現在,常勤6名,研修医2名),小児科医師(現在,常勤4名,研修医2名)が一丸となり力を合わせて頑張っています.
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