特集 癌治療のプロトコール2005-2006
Ⅵ.胆囊癌治療のプロトコール
茨城県立中央病院・地域がんセンター外科
吉見 富洋
1
,
朝戸 裕二
1
,
三瀬 祥弘
1
,
岡本 光順
1
,
小室 安宏
1
,
川崎 普司
1
1茨城県立中央病院・地域がんセンター外科
pp.191-199
発行日 2005年10月22日
Published Date 2005/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100223
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はじめに
胆囊癌には,無症状で偶発的に発見され胆摘のみにて治癒が望める早期の癌や,黄疸,発熱,疼痛などの症状出現後に診断されその切除に肝切除や膵頭十二指腸切除術などの術式の付加が必要な進行癌などさまざまな進行段階の症例が認められる.そこで,当科で経験した胆囊癌切除症例(同時性他臓器癌合併例を除く)を概観したのちに,治療方針について考察する.
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