連載 病院めぐり
島根県立中央病院
岩成 治
pp.1364
発行日 2001年12月10日
Published Date 2001/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904504
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島根県立中央病院は島根県出雲市にあり,一般診療はもとより,高度・特殊医療および救命救急医療を提供する県の基幹病院である.1999年8月1日に開院した新病院では,屋上にヘリポートを設置するなど県内唯一の救命救急センターとしての機能を充実したほか,県内全域をエリアとする基幹病院として特定集中治療室の増床や新生児集中治療室の施設基準の取得,母体胎児集中治療室の新設など高度特殊医療の機能充実を行っている.また,日本で初めて,独自に開発した電子カルテを中心とした統合情報システムの導入により,質の高い医療の提供と患者サービスの向上に努めている.
当病院の規模は,総病床数が695床で,34床の救命救急センター,16床のICU・CCU,24床のNICU,3床のPICUを有している.診療科は33科あり,医師数は研修医を含めて約120人である.
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