特集 病院と患者の関係—informed consentを越えて
患者と医療者をつなぐ仕事から見たこれからの医療安全
豊田 郁子
1,2
1患者・家族と医療をつなぐ特定非営利活動法人架け橋
2イムスリハビリテーションセンター東京葛飾病院
pp.820-824
発行日 2019年11月1日
Published Date 2019/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541211077
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●医療安全における患者遺族の参画による効果(良い影響)について,その有用性は広がりを見せている.
●医療事故に遭遇した患者・家族と医療者双方が参画する医療安全への取り組みは,相互理解に向けてともに考えることができ,患者・医療者間の信頼関係の再構築や,より良い対話推進を目指す上で有用である.
●医師の働き方改革から始まった患者の「上手な医療のかかり方」の推進は,国民の命を守り,医療を守ることを主眼としており,医療安全に欠かせない視点も取り入れられている.
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