特集 働き方改革の行方
労働規制と医師の働き方—法律と現場の葛藤を乗り越えて
大磯 義一郎
1
1国立大学法人浜松医科大学医学部医療法学
pp.860-864
発行日 2018年11月1日
Published Date 2018/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541210830
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●研修医を含め,勤務医は労働法上の労働者である.
●宿日直勤務は労働時間である.ただし,労働実態によっては,断続的労働として労働基準法上の労働時間の上限規制等から免れうる.
●勤務医の実質的な労働条件が急速に悪化した結果,もはや,勤務医は限界を超えている.これ以上,現場に我慢を強いることは許されない.早急な対策が求められる.
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