特集 働き方改革の行方
Robotic Process Automation導入による「労働時間創出」—電通の社内改革
小栁 肇
1
1株式会社電通 ビジネスプロセスマネジメント局
pp.865-869
発行日 2018年11月1日
Published Date 2018/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541210831
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●株式会社電通は2016年11月より違法労働時間をなくすための社内改革に取り組み,RPAを導入した.
●業務の削減ではなく,まず工程の短縮化を目指し,現在,600ロボで月間16,000時間の時間創出に成功した.
●業務を専門家に集約するCoEへの展望を得た.単純作業をRPA化することで,人間がより必要とされる業務に集中することが可能であり,改革も促進された(結果的にマインドセットの切り替えと同じ効果があった).
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