連載 変化する病気のすがたを読む・6
知識のすがたを考える
倉科 周介
1
Shiusuke KURASHINA
1
1東京都臨床医学総合研究所診療方法論研究室
pp.165-169
発行日 1987年2月1日
Published Date 1987/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541209008
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1.知識の構造
ここ数回,かなり肩の凝る話を続けてしまった.くだけた話題をはさむのも芸のうちだと分かってはいるが,木に竹を継いだようなことになっても,かえって体裁が悪かろう.だからたたみかけるようにして先を急ぐ.居直り強盗か押売りの手口みたいで気がひけるが,早手回しにお許しを願っておく.
本題に入ろう.
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