特集 「人間性回復」への動き
「人間性回復」の試み
—高山整形外科病院—カウンセラーの導入
高山 瑩
1
1高山整形外科病院
pp.46-48
発行日 1981年1月1日
Published Date 1981/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207355
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
問診の重要性に気付いたのが昭和40年ごろである.そこで比較的多い腰痛に自覚,他覚症状の項目を何度も考え直して,もうこれ以上のものはないところまで設問内容を吟味して問診カードを作ってみた.
いよいよスタートしてみたが,問診で100数項目を聞くためには,1人に30分以上かかり,患者も医療側もそんなにしつこく聞かなくてもよいではないかと反論の多い時代であった.
Copyright © 1981, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.