現場訪問
横浜市立市民病院看護科小児病棟保母 井上ま津江さんに聞く
本誌編集室
pp.346-347
発行日 1980年4月1日
Published Date 1980/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207138
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一横浜市立市民病院は,昭和35年の開設と同時に,保母さんを導入したと聞きましたが,その動機はどのようなことだったのでしょうか.
井上当院の開設は昭和35年ですが,私たち保母は翌年から赴任しました.当時の小児科医長の小島正典先生と磯口総婦長さんが,新たな構想で,保母の導入に努力されたようです.小島先生は,入院児に対しては全人的発育が歪められないような入院生活を送れるように,病院はその体制をとるべきだという考え方を持たれ,情緒面にも力をそそぐ看護の一環として保育の必要性を言われていました.
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